「分解発音」とは(8) 

 

         英語の「音のつながり」と「音の変化」

 

 

  私達日本人は「r」の発音にはこだわる傾向がありますが、「l」に関して

はそれほどのこだわりを示しません。

 実は、日本人にとっては「r」よりも「l」のほうが難しい音であり、

 美しいアメリカ発音を目指すのであれば、もっと訓練が必要と感じます。

 

 

■ 次の英語を発音してみてください。

 

      milk        apple          Donald Duck

 

     ↓

 

     ↓

 

     ↓ 

 

 日本人の発音は2通りに分かれると思います。

 1つは、「l」を日本語の「ル」のように発音する方法です。

 

      milk        apple        unbelievable       Donald Duck

   ミルク   アップル    アンビリーバブル   ドナルド ダック

 

これは、間違いなく「l」の後に「余計な母音」が入ってしまいます。

 そして少し英語らしい発音にこだわる人は、「l」を「母音」で代用して

 次のように発音したりします。

 

      milk        apple        unbelievable       Donald Duck

     ミウク   アェポー   アンビリーバボー   ダノー ダッ

 

 これは、日本人のほとんどが陥る間違いです。

 私が以前勤めていた英会話語学校の子供達がみんな「アポー」と発音し、

 それを聞いた親達も「うちの子は発音がいい」と喜んでいました。

 その子供たちは、それまで長い間外人講師に発音指導を受けていたのです。

 日本人は、耳で聞いた音をマネするだけでは、たとえ小さな子供であっても

 舌の動きまではマネできないということが分かりました。

 

 「l」は舌をつけなければ出せない音です。日本語の「オ」や「ウ」とは

 全く異質の音です。このような基本的なことを頭では分かっていながら、

 それをどう教えていいのか分からない指導者もたくさんいます。

 これは、私達が「r」や「l」を1つの音として覚えようとてきたことが

 原因と考えられます。英語では「子音」を単独で発音するよりも、他の音

 と組み合わせることのほうが多いのです。つまり同時発音です。

 

 ★ 音声で確認してください  → こちら

 

      mi(l)k           app(le)              unbelievab(le)

                     】                    

     pena(l)ty        Dona(l)d Duck        ca(l)culator   

                                       

 

         *「l」の同時発音とカナは、通信講座で取り上げます。

 

 

 

 また「l」の発音で、日本人にとってさらに難しいのは、「l」を含んだ

 同時発音どうしを組み合わせる場合です。

 

■ 次の単語を「l」を意識して発音してみてください。

 

    skilful           helpless             baseball player

   double play        little flower          model plane

 

 このように「l」が「子音」や「母音」をはさんで連続して現れる場合には、

 これまで日本で指導されてきた「l」の発音方法ではついていけません。

 アメリカ発音独特の舌の使い方を日本人も覚えるべきでしょう。

 

 ★ 音声で確認してください  → こちら

 

    ski(l)fu(l)         he(l)p(le)ss         baseba(ll) p(la)yer

                                                      

   doub(le) p(lay)       litt(le) f(lo)wer        mode(l) p(la)ne

                                                      

 

    * 「l」に関するカナや法則は、通信講座の中で紹介します。

 

 

 分解発音には「r」や「l」に関する法則や理論も数多く含まれています。

 あの美しく流れるようなアメリカ発音を目指すには、どうしても正しい舌の

 位置と動きを覚える必要があります。

  でも日本人が、それを耳で聞いて覚えるには限界があります。

  分解発音では「特殊なカナ」を読むだけで実現させることに成功しました。

 実際ここで紹介している音声は、私がその「カナ」を読んで発音しています。

 私は海外留学の経験もなく、もともとは受験英語しか知らない人間でした。

 40歳を過ぎてから分解発音を使ってアメリカ発音を身に付けました。

 

 私は、分解発音の法則は手品のタネのようなものだと考えています。 

 それを知った瞬間に簡単にできるものもあれば、地道な練習が必要なものも

 あります。

 興味のある方は、ぜひ分解発音の講座を受講していただきたいと思います。

 本気でアメリカ発音を身につけたい人やリスニングを向上させたい人にとって

 一生の財産になることをお約束いたします。

 

            分解発音研究所 理論指導 皆川和明

 

 

  ■「通信講座」の内容は   → こちら

 

  ■「通信講座」の申し込み方法は  → こちら

 

  

 

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