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「分解発音」とは(6) 英語の「音のつながり」と「音の変化」 ■ 次の英語を発音してみてください。
hardly
settler 私達日本人は、「d」や「t」を母音を付けずに発音することができません。 どうしても次のように発音してしまいます。 har(d)ly
se(tt)ler
ド ト 「ド」を「ドゥ」のように変えても、またどんなに弱く短く発音しても かならず余計な母音が入ってしまいます。 このような場合も、分解発音の法則を使うことで解決します。 har(d)ly
se(tt)ler ロ"l ロ"l 日本人の耳には、日本語にない音の微妙な違いを聞き分ける力はありません。 ところが分解発音を学び、舌の動きで音を覚える訓練を重ねると、それが 可能になってきます。 例えば次の「ロ"l」の違いまではっきりと分かってきます。 li(ttle) tur(tle) ロ"l ロ"l 耳で聞いても、その違いは分かりません。 でもこれらは舌の移動方向が逆なのです。 このような発音技術は、これまでの耳で聞いたり、ネイティブの口元を見て マネするだけの勉強法では、決して身につかないものです。 ★ 音声で確認してください → こちら tur(tle) har(d)ly
se(tt)ler ロ"l ロ"l ロ"l
* この3つの「ロ"l」は全て違う音なので、分解発音では カナも区別していますが、ここでは扱いません。 ■ 次の英語を発音してみてください。 Would you I'd
like to ↓ ↓ ↓ 次のように発音した方が多いのではないでしょうか。 Woul(d
you)
I'(d) like to ヂュー ドゥ 「d−you」は簡単につなげることができても、「d−li」となると 音がつながらず、こてこての日本語発音になってしまいます。 このような「単語+単語」のつながりにおいても、分解発音の法則が威力を 発揮します。 先程の例と同じように「d」を「ロ"l」で発音するだけでいいのです。 ★ 音声で確認してください → こちら goo(d) luck spee(d) limit hea(d)
light
ロ"l
ロ"l ロ"l I'(d) like to ol(d)
lady ロ"l
ドl *「ドl」についての詳しい説明は、ここでは扱いません。 * これらの単語には、ここでは取り上げていない法則も含まれて います。 ■ 次の英語を、音のつながりに注意して発音してみてください。 a bottle of beer Little Italy in the
middle of summer ↓ ↓ ↓ このような英語をスピードの速いアメリカ発音で聞くと、聞き取るのに とても苦労します。まして自分で発音するとなると不可能に近いものが あります。 分解発音の法則は、音がつながることを前提に考えられていますので、 どんなに長く複雑な音の配列であっても、すっきりと音を分解しカナで表す ことができます。 ★ 音声で確認してください → こちら a bo(ttle) of beer Li(ttle) Italy 【 】
【 】 in the mi(ddle)
of summer
【 】 * これらの場合は「ロ"l」をさらに変化させた「特殊なカナ」を 使って発音します。ここではカナを省略させていただきました。
詳しくは通信講座の中で取り上げています。 私達日本人は、多くの時間をかけリスニングの訓練をします。 私も昔はそうでした。 でも、自分で発音できない音を、自分の耳で聞き分けるのは不可能です。 想像力を働かせて何となく聞き取れたつもりでも、ストレスがたまるばかり です。本当は日本語のように全ての音を自信をもって聞き取りたいのです。 最も確実なリスニングの対策法は、自分自身がアメリカ発音と同じ音で発音 できることではないでしょうか。 それは、これまで分解発音を学んだ多くの受講生たちが実感しています。 *「ロ”l」というカナや説明内容は、私の著作物であり分解発音の 法則の一つです。指導許可を得ずに教育や出版に使用すること をお断りいたします。 「分解発音とは(7)」へ続きます → こちら |