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「分解発音」とは(5) 英語の「音のつながり」と「音の変化」 ■ 私達日本人は、英語を耳で聞いてマネする際に、それに近い日本語の音を 当てはめてしまうことがあります。 例えば次のような例です。 little
water
get up リル ワーラー
ゲラッ これは「t」が日本人の耳には「ラ行」に聞こえてしまうからです。 だからといってそのままマネしてしまうと、次のような違和感のある発音に なる危険性もあります。 Italy
moniter
battery イラリー モニラー バレリー アメリカ発音の「t」は、日本語の「ラ行」とは全く異なる音です。 舌の使い方が日本語とは違うため、日本人にとっては基本から学ばなければ ならない音の1つです。 また「t」は、「ラ行」に聞こえる以外にも複雑に変化するため、法則を知ら なければ太刀打ちできない音です。 その中でも「t」と「l」がつながる瞬間のあの独特の響きは、アメリカ発音 の特徴でもあり、これまで日本人にとってマネしたくてもマネのできない音の 1つでした。分解発音では「t+l」が同時発音であることを発見し研究を重 ねた結果、ある発音方法を見つけました。 ■ 次の英語を発音してみてください。 little
total
hospital model medal It'll 日本人の発音はどうしてもスペルに惑わされて、次のようになります。 tl tal dal del トル タル ダル デル ところが英語の発音は、舌がどのように移動するかで決まりますから、 これらは母音に関係なく、どれも同じ響きになるのです。 分解発音では「t+l」を舌の動きで分解し、「ロ"l」というカナで表すことにしました。 それを当てはめることで、本来のアメリカ発音を作り出すことができるのです。 ★ 音声で確認してください → こちら li(ttle)
to(tal)
hospi(tal) ロ"l
ロ"l
ロ"l mo(del)
plane
silver me(dal) I(t'll) be fine ロ"l
ロ"l ロ"l * 「ロ"l」の詳しい発音方法については
通信講座の中で取り上げます。 耳で聞いて、日本語の「ル」に聞こえるからといって、それを「リル」と 発音していては、いつになっても日本人の発音はカタカナ発音から抜け出す ことはできません。アメリカ発音に必要なのは正しい「舌の動き」です。 ■ 次の英語を発音してみてください。 catalog
satellite totally medallist ↓ ↓ ↓ 次のようにスペル通りに発音してしまう人が多いのではないでしょうか。 ca(ta)log sa(te)llite
to(ta)lly me(da)llist タ テ タ
ダ 私達は、このようなスペル通りの発音で単語を暗記しているため、実際の アメリカ発音を聞いたときには、知っている単語でも聞き取れないのです。 分解発音は、単語全体をネイティブのマネをして覚えるのではなく、1つ 1つの音を正確に発音する方法ですので、あらゆる単語に応用が効きます。 では、分解発音の法則を使って音を変化させてみます。 ★ 音声で確認してください → こちら ca(ta)log sa(te)llite
to(ta)lly me(da)llist ロ"l ロ"l ロ"l ロ"l * ここでは、詳しい法則の説明は省略させていただきます。 たった1箇所の音を変えただけで、全く違った単語に聞こえてしまいます。 日本人の耳は母音に関してはとても敏感で、それが英語を聞き取る場合には 障害になることもあります。 これほど日常のなかに英単語が使われていながら、ネイティブの発音では 聞き取れないというのは、私達の覚え方にも問題がありそうです。 *「ロ”l」というカナや説明内容は、私の著作物であり分解発音の 法則の一つです。指導許可を得ずに教育や出版に使用すること をお断りいたします。 「分解発音とは(6)」へ続きます → こちら |
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